兵庫耐震工学研究センター「E-ディフェンス」の震動台にて制御型ロッキング架構の震動台実験をスタンフォード大学・NEED・北海道大学・イリノイ大学と協同で実施しました。
制御型ロッキング架構は柱脚部の浮き上がりを許容し,またエネルギー吸収部材を接続することで地震応答低減を図る構造となっています。写真の黄色いフレームがロッキング架構であり,周りの灰色の3層の建物はテストベッドと呼ばれる一種のおもりであり,その有用性の実証も含め実験が行われました。
また,米国の学生とのコミュニケーションは英語で行われ,非常に刺激的な1カ月となった。
(2009年8月)